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第22話 溢れる願い

last update 公開日: 2026-07-08 16:10:00

「んぅ……ふ……」

頭の芯が甘くしびれ、吐息が漏れる。

いつもなら、このまま押し倒され、体を重ねる流れだ。でも、押し倒される気配はおろか、肌を滑る指の感触さえない。

(まだ、しないのかな?)

少し残念に思ってしまった。

「……それじゃあ、いつ行こうか?」

僕から離れると、竜希は何事もなかったかのように聞いた。

「ぁ……えっと……」

頭がぼうっとして、上手く働かない。そんな事よりも、もっと触れてほしくて竜希を見つめる。

「ん? どうしたの?」

妖艶な笑みを浮かべる彼に、じれったさを覚えた。

「……したい」

視線をはずして、ぽつりとつぶやく。思ったよりも拗ねた言い方になってしまった。

「んー? 何をしたいのかな?」

にまにまと

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